性別と人生とモノと価値
跡取りとして価値のない"女"という性で
産まれたが為に産まれた瞬間から
両親からも祖母からも血縁者たちから
望まれず愛されなかった人生なのに
女としてイチバンの価値があるモノを
限界まで酷使して最終的に自分の意思で
ただ排泄するだけの価値のないモノにした
産まれた場所で価値のない女で産まれ
価値が無い中で唯一持ってた価値のあるモノを
自分の意思で価値のないモノにした
これでもう本当に私には なんの価値もない
仕方がない わかってる 頭では
自分の意思で価値を無くした わかってる
それでも、やっぱり 悲しい 苦しい
モノの中も空っぽ 心も空っぽ 価値も
もう二度と埋まることは無い 戻ることは無い
私のそんな気持ちを知った人たちは
慰めるだろう 仕方ないと言うだろう
考えすぎだと 気にし過ぎだと 言うだろう
きっとこの感情は、同じ立場の人にしか
永遠にわからないだろうね
わかってもらえないことが 余計に苦しい